パラメータの算出

3. 社会的ジェットラグ


社会的ジェットラグ(Social jetlag)とは、ロネンバーグ教授らが2006年に提唱した概念*1で、社会的な時間と生物時計の不一致によって生ずる不調をさします。 我々の多くは、仕事や学校、家事などの社会的制約により、「仕事のある日」には目覚まし時計などで起床することで、睡眠の前進と睡眠不足とを経験します。 一方、「仕事のない日」では蓄積した睡眠不足を解消するため、長時間の睡眠と、それによる睡眠の後退が生じます。 こうした平日と休日との睡眠のタイミングのズレが、社会的ジェットラグを引き起こします。


MCTQには、相対的社会的ジェットラグ(relative social jetlag:SJLrel)と絶対的社会的ジェットラグ(absolute social jetlag:SJL)の2つのパラメータがあります。


相対的社会的ジェットラグ(relative social jetlag:SJLrel):
 SJLrel = MSF - MSW

絶対的社会的ジェットラグ(absolute social jetlag:SJL):
 SJL = abs (SJLrel)

*1 Wittmann M, Dinich J, Merrow M, Roenneberg T. Social jetlag: misalignment of biological and social time. Chronobiol Int. 2006;23(1-2):497-509.

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